固定相場制・変動相場制とは【わかりやすくカンタンに解説!!】

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固定相場制変動相場制

あまり馴染みのない言葉かもしれません。

少なくとも筆者はそうでした。

 


固定相場制
とは、為替レートを決めて固定する制度です。

 

変動相場制とは、為替レートを需要と供給の関係から決定する制度です。

 

 

※為替レートとは 、ドルと円を例にすると

1ドルを何円と交換できるかの値段のことです。

 

 日本では

1944年~1973年までが固定相場制で

1973年~現在までが変動相場制です。

 

筆者の年齢だと日本で変動相場制の時代しか経験していないから

あまり意識することがなかったのかもしれません。

 

本記事では、これら2つの制度に関して簡単に解説していきます。

 

 

 

はじめに固定相場制・変動相場制とは

 冒頭でも述べましたが、

固定相場制とは、為替レートを決めて固定する制度です。

 

変動相場制とは、為替レートを需要と供給の関係から決定する制度です。

 

1944~1973年の間は、固定相場制でした。

はじめは1ドル=360円に交換比率が固定化され、変動率は上下0.5%と設定されました。

 

しかし、次第にこの交換比率は維持が難しくなり、1971年にスミソニアン協定によって1ドル=308円となりました。

 

が結局、固定相場制は維持できずに変動相場制へと移行してくこととなりました。

円が変動相場制へと移行したのは1973年のことでした。

 

国際金融のトリレンマ

固定相場制から変動相場制へと移行したばかりのころは、いずれ固定相場制へと戻るべきとの考えが強くありました。

 

しかし、実際には現在まで変動相場制が採用されています。

その理由は、国際金融のトリレンマと呼ばれる説にあります。 

国際金融のトリレンマとは

 

・自由な資本移動

・固定相場制(為替相場の安定性)

・独立した金融政策

の3つは同時に実現することができないとする説です。

 

日本は、

自由な資本移動と独自の金融政策を確保するために固定相場制を放棄しているのです。

 

※固定相場制を放棄したとはいっても、輸出競争力を高めるために為替介入や金融政策を通じた自国通貨安誘導を行う面もあります。

 

一方でユーロ圏は、共通通貨のユーロという固定相場を導入し自由な資本移動を選択し、各国は独自の金融政策を放棄しました。

 

 

最後にまとめ 

固定・変動相場制~まとめ~

✔ 固定相場制とは、為替レートを決めて固定する制度

✔ 変動相場制とは、為替レートを需要と供給の関係から決定する制度

✔ 国際金融のトリレンマから日本は固定相場制を放棄し、現在に至る

 

 以上、固定・変動相場制のカンタンな解説でした。

こういった通貨の歴史を見ていると

「おカネってそもそもなんなのか」

を考えさせられますね。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。